iPhone 初期化 パソコンで簡単にできる！初心者向け6つの手順【データ消失を防ぐ方法付き】

iPhone 初期化 パソコンで行う際の注意点

パソコンを使用してiPhoneを初期化する際には、いくつかの重要な注意点があります。以下に、それぞれのポイントを解説します。

初期化後のデータ復元に関する注意点

iPhoneの初期化後にデータを復元するためには、事前に取ったバックアップが非常に重要です。以下の方法でデータを安全に復元しましょう。

iCloudバックアップからの復元

初期化後、iPhoneをWi-Fiに接続し、iCloudバックアップを使ってデータを復元します。設定画面で「バックアップから復元」を選び、最新のバックアップを選択します。復元には時間がかかる場合がありますが、データの保護には最も安全な方法です。

iTunesバックアップからの復元

パソコンに保存されたバックアップから復元する場合は、iPhoneを再度パソコンに接続し、iTunesまたはFinderを使用して「バックアップを復元」を選択します。この操作で、すべてのデータが元通りに復元されます。

トラブルシューティング：初期化中のよくある問題と解決策

iPhoneの初期化中に発生する一般的な問題と、その解決策について説明します。

ケース1：パスコードを忘れてiPhoneを操作できない

パスコードが分からなくても、パソコンを使えば「リカバリーモード」で初期化できます。

1. iPhoneをパソコンに接続し、iTunesまたはFinderを起動します。

2. お使いのiPhoneの機種に応じた方法で**リカバリーモードを起動**します。（例: iPhone 8以降は「音量を上げるボタンを押してすぐ放す」→「音量を下げるボタンを押してすぐ放す」→「サイドボタンをリカバリーモード画面が表示されるまで長押し」）

3. パソコン画面に「復元」または「アップデート」の選択肢が表示されたら、「**復元**」を選択します。これにより、パスコードごとiPhoneが工場出荷状態にリセットされます。

ケース2：フリーズやリンゴループでiPhoneが正常に起動しない

リカバリーモードでも解決しない深刻なソフトウェアの問題は、「DFUモード（デバイスファームウェアアップデートモード）」で強制的に初期化できる場合があります。これは最終手段であり、手順がやや複雑なため、Appleの公式ガイドや専門サイトを参照しながら慎重に行ってください。

ケース3：パソコンがiPhoneを認識しない

純正またはMFi認証のUSBケーブルを使用しているか確認する。
パソコンの別のUSBポートに接続してみる。
パソコンとiPhoneを再起動する。
Windowsの場合は、Apple関連のソフトウェア（iTunes, Apple Mobile Device Supportなど）を最新版に更新、または再インストールする。

パスコードを忘れた場合の対処法

パスコードを忘れてしまった場合でも、パソコンを使ってiPhoneを初期化することができます。この方法では、リカバリーモードを使用します。

手順1: リカバリーモードに入る

1. iPhoneの電源を切り、サイドボタンを押しながらパソコンに接続します。
2. iTunesまたはFinderがiPhoneをリカバリーモードで認識すると、画面に指示が表示されます。

手順2: iPhoneを復元する

リカバリーモードでiPhoneが認識されたら、iTunesやFinderの画面で「復元」を選択します。これにより、パスコードを入力せずにiPhoneを工場出荷時の設定にリセットできます。

壊れたiPhoneの強制初期化手順

iPhoneが壊れて通常の操作ができない場合でも、パソコンを使って強制的に初期化する方法があります。この場合、**DFUモード（デバイスファームウェアアップデートモード）**を使用します。

手順1: DFUモードに入る

1. iPhoneをパソコンに接続し、サイドボタンと音量ダウンボタンを同時に押し続けます。
2. 画面が黒くなったら、音量ダウンボタンだけを離し、サイドボタンを押し続けます。

手順2: iPhoneを復元する

DFUモードに入ると、iTunesやFinderに「復元」オプションが表示されるので、これを選択して強制初期化を行います。DFUモードは、特にソフトウェアが破損した場合や、ハードウェアの問題でiPhoneが動かない場合に有効です。